VPN初心者からよく寄せられる質問は、複数端末で使えるか、通信量をどう計算するか、速度制限があるかといった内容です。まず、アカウントのプラン、クライアントアプリ、接続ルートの違いを整理しましょう。プランは利用できる通信量と課金方式、アプリは通信の転送方法、接続ルートはアクセス経路に関わります。以下では、実際の利用手順に沿って説明します。VPNIzの仕様については、公式に公開されている情報をご確認ください。
アカウントの作成に必要な情報と、アプリの入手方法は?
VPNIzではメールアドレス不要で、ユーザー名とパスワードだけでアカウントを作成できます。ログイン情報は安全に保管し、公開するスクリーンショットにパスワードを写さないようご注意ください。ユーザーパネルにログインすると、アプリとサブスクリプションを取得できます。iOS用のダウンロードには有効なプランが必要ですが、その他のプラットフォームではログインすればアプリを取得できます。インストールや認証の手順は使い方ガイドをご覧ください。
「インストール完了」は「通信の転送開始」を意味するわけではありません。通常は設定をインポートして接続ルートを選び、システムのVPN接続を許可するか、対応するネットワーク機能を有効にする必要があります。システムにVPNの表示があればネットワーク接続の仕組みが動作中だとわかりますが、すべてのアプリがリモートの出口を経由しているとは限らず、目的のウェブサイトに必ずアクセスできるという意味でもありません。
パソコンとタブレットで同時に使えますか?
VPNIzは同時接続台数に制限がなく、各端末のプラットフォームに合ったアプリを利用できます。ただし、接続台数と通信量の上限は別のものです。台数無制限でも通信量が無制限になるわけではありません。同じアカウントで複数端末を使う場合、アカウントに割り当てられた通信量を共有します。プランの通信量が端末ごとに付与されるものではない点にご注意ください。
パソコンでファイルをダウンロードしながらタブレットで動画を再生すると、自宅のブロードバンド回線やWi-Fi、接続ルートのリソースを取り合うことがあります。同時利用で明らかに遅くなった場合は、まずバックグラウンドのダウンロードを一時停止して比較し、端末数の制限だと決めつけないでください。バックグラウンド動作、ネットワーク権限、通信の振り分け方法はOSによって異なる場合があるため、1台だけの状態で判断せず、端末ごとに確認しましょう。
通信量はどう計算されますか?何もダウンロードしていないのに減るのはなぜ?
通信量はデータの転送量、通信速度は単位時間あたりに転送できるデータ量です。両者は同じものではありません。動画、ファイル、画像の読み込み、クラウド同期、アプリの更新はいずれもデータ転送を発生させます。自分でダウンロードを始めていなくても、バックグラウンドのソフトがプロキシ経由でデータを送受信することがあります。
アップロードとダウンロードを合算するか、プロトコルのオーバーヘッドをどう計上するかは、ユーザーパネルとサービスの通信量計測に関する説明をご確認ください。公表されていない計測方法について、ここで推測することはできません。アプリ内の通信量表示とアカウントの消費量は、集計範囲や更新時刻の違いにより、異なる場合があります。確認する際は同じアカウントと期間を見ているかを確かめ、バックグラウンド同期やプロキシの適用範囲も確認してください。
月額プランの通信量はいつリセットされますか?データパックに有効期限はありますか?
VPNIzの月額プランの通信量は、利用開始日を基準に毎月リセットされます。毎月初めに一律リセットされるわけではありません。一方、データパックは使い切るまで利用でき、有効期限はありません。購入前に2つの課金方式の違いを確認し、ユーザーパネルに表示される残量とリセット日を見ながら利用計画を立てましょう。データパックを毎月付与される通信量と混同しないようご注意ください。
| 課金方式 | 料金 | 通信量 | リセット・有効期限 | 同時接続台数 |
|---|---|---|---|---|
| 月額プラン | ¥9.9 / 月 | 60GB | 利用開始日を基準に毎月リセット | 台数無制限 |
| 月額プラン | ¥18 / 月 | 250GB | 利用開始日を基準に毎月リセット | 台数無制限 |
| 月額プラン | ¥28 / 月 | 500GB | 利用開始日を基準に毎月リセット | 台数無制限 |
| データパック | ¥158 | 300GB | 使い切るまで利用可能。有効期限なし | 台数無制限 |
| データパック | ¥358 | 1000GB | 使い切るまで利用可能。有効期限なし | 台数無制限 |
| データパック | ¥658 | 3000GB | 使い切るまで利用可能。有効期限なし | 台数無制限 |
月額プランを途中でアップグレードする場合、差額は残りの日数に応じて計算されます。1か月分の差額をそのまま当てはめないでください。月額プランとデータパックを併用した場合の消費順序や、使い切れなかった通信量の扱いは、ユーザーパネルの説明を確認するかサポートにお問い合わせください。プラン名だけから判断することはできません。
接続が遅いのは速度制限が原因ですか?
必ずしもそうとは限りません。速度は、利用者側のネットワーク、Wi-Fiの電波状況、通信事業者の経路、接続ルートの混雑状況、接続先サーバーなどに左右されます。アプリに表示される遅延は通常、特定の方法で測定した結果であり、ダウンロード帯域を示すものではありません。遅延の小さい接続ルートでも、動画再生やファイル転送が途切れることがあります。
公開されている情報には固定の速度上限が記載されていないため、それを根拠に「速度制限なし」や特定の速度を保証することはできません。原因を調べる際は、端末、接続先アプリ、テスト内容をそろえ、ほかの通信を一時停止してから、接続ルートやローカルネットワークを比較してください。IEPL専用線は伝送回線の種類、中継は転送ノードを経由すること、直接接続は通常クライアントからサーバーに直接接続することを指します。これらの名称自体がエンドツーエンドの速度を保証するものではありません。
一度遅かっただけでは、速度制限があるとは判断できません。まずローカルネットワークと接続先サイトの影響を切り分けましょう。サポートに問い合わせる際は、速度測定のスクリーンショットだけでなく、接続ルート名、発生時刻、再現手順も伝えると役立ちます。
サブスクリプションURLはどうインポートしますか?どのクライアントでも使えますか?
サブスクリプションURLは接続設定を取得するためのもので、一般的なウェブページのブックマークとは異なります。対応クライアントのサブスクリプションまたは設定管理画面からインポートし、更新してから接続ルートを選択してください。Shadowsocks、VMess、Trojan、VLESS、Hysteria2、TUICはそれぞれ異なるプロキシプロトコルまたは方式です。クライアントに「インポート」ボタンがあるからといって、すべての設定に対応しているとは限りません。
サブスクリプションの形式、クライアントのコアのバージョン、サーバー側の設定が互換性のある組み合わせかも確認しましょう。設定の解析に失敗した場合は、暗号化、通信方式、証明書のパラメーターをむやみに変更せず、まず互換性を確認してください。ここでプロトコルを挙げているのは互換性を説明するためであり、VPNIzがこれらすべてを提供しているという意味ではありません。実際の対応状況はユーザーパネルとクライアントの説明をご確認ください。
ルールモードとグローバルモードはどう使い分けますか?
ルールモードでは、ドメイン、アドレス、アプリなどの条件に応じて、直接接続するかプロキシを使うかを決めます。ローカルサービスと海外サイトを使い分けたい場合に適しています。グローバルモードでは通常、クライアントの処理対象となるリクエストに一律でプロキシを適用しますが、端末上のすべての通信が自動的に対象になるわけではありません。システムプロキシ、アプリ独自のプロキシ設定、TUNによる通信制御では、それぞれ適用範囲が異なります。
ブラウザーではアクセスできるのに、特定のアプリだけ使えない場合、そのアプリがシステムプロキシに従わない、アプリごとの除外設定がある、またはルールによって直接接続になっている可能性があります。まず、そのアプリがプロキシの対象に含まれているかを確認し、次にルールの適用記録を確認してください。Androidのアプリ別設定はクライアントの実装に左右され、デスクトップ版にも同じ設定画面があるとは限りません。ほかのプラットフォームの設定名をそのまま当てはめないようにしましょう。
接続済みと表示されますが、本当に機能しているか確認するには?
出口と実際に使うアプリの両方を確認しましょう。まずブラウザーでIPアドレス確認ページを開き、接続前後で出口が選択した接続ルートの想定どおりに変わるか確認します。そのうえで、実際に利用したいアプリも確認してください。IPアドレスの位置情報データベースには更新の差があり、接続先のプラットフォームがアカウントの地域や過去のセッションをもとに位置を判定する場合もあります。地域表示だけで結論を出さないようにしましょう。
- 接続を切り、ブラウザーの現在の出口と目的のアプリのアクセス状況を記録します。
- 選択した接続ルートに接続し、同じブラウザー環境で出口の変化をもう一度確認します。
- 目的のアプリを開き直すかセッションを更新し、実際のアクセス状況を確認します。
- 一部のアプリだけで問題が起きる場合は、システムプロキシ、アプリ別設定、適用されたルールを確認します。
- DNS漏えいが疑われる場合は、クライアントの設計どおり、DNSクエリが想定された経路で処理されているか確認します。
DNS漏えいとは、DNSクエリが想定された保護範囲の外へ送られることです。DNSサーバーの所在地と出口の地域が異なるだけでは、漏えいの証拠にはなりません。ブラウザーの暗号化DNS設定によって、名前解決の経路が変わる場合もあります。クライアントのDNS設定とテスト結果をあわせて判断し、異なる地域名が表示されたからといって、すぐに接続ルートを変更しないでください。
常時接続は必要ですか?匿名・ログなしとはどういう意味ですか?
接続を維持するかどうかは用途によって異なります。国境を越えた共同作業を継続する場合は、必要なアプリの接続を維持すると便利です。ローカルの業務だけを行う場合は、必要に応じて切断するか、適切な通信振り分けルールを使えます。モバイル端末ではOSの省電力設定にもご注意ください。バックグラウンド動作が制限されると接続が切れる場合がありますが、接続維持のために端末全体のセキュリティ機能をむやみに無効にしないでください。
VPNIzがプライバシーに関して掲げる主な方針は「匿名・ログなし」です。これはサービスの方針を示すものであり、アカウントへのログイン、ブラウザーのCookie、接続先ウェブサイトによる識別までなくなるという意味ではありません。接続サービスは、端末のセキュリティ、OSのアップデート、ウェブサイトの権限管理に代わるものではありません。組織の管理下にある端末を使う場合は、まず所属組織のネットワーク利用規則に従ってください。
- ✅ 利用シーンに合わせてプロキシの適用範囲を設定し、ネットワークを切り替えた後は目的のアプリを再確認する。
- ✅ 信頼できるクライアントを使い、アカウントのパスワードとサブスクリプションURLを保護する。
- ❌ 出口IPアドレスが変わっても、ログイン中のアカウントをウェブサイトが識別できなくなるわけではない。
- ❌ 「匿名・ログなし」を、あらゆるネットワークリスクを防ぐ保証と捉えない。
プランの選び方と、合わない場合の返金について
利用頻度を確認してから、通信量の使い方を検討しましょう。ビデオ会議、ファイル共有、動画視聴を頻繁に行う場合は、ユーザーパネルで実際の消費量を確認し、月額プランの通信量が合っているか判断できます。利用時期が不定期で、必要な分だけ使いたい場合は、有効期限のないデータパックを比較しましょう。端末数だけを理由に大容量プランを選んだり、ウェブ閲覧と長時間の動画視聴を同じ消費量と考えたりしないでください。
VPNIzではAlipay、WeChat Pay、USDTに対応しています。返金条件は、初回のお支払いから30日以内であれば、理由を問わず全額返金を申請できます。起算日は初回のお支払い日です。更新のたびに同じ申請期間が再び適用されるわけではありません。利用上の問題は、環境と再現手順を添えてユーザーパネルからサポートへお問い合わせください。返金を申請する際は、関連する案内に従ってお手続きください。
まずクライアントが利用できることと、目的のアプリが適切な接続ルートを使っていることを確認しましょう。そのうえで、実際の通信量に合った課金方式を選びます。端末数、通信量、接続速度、プライバシー方針はそれぞれ別のポイントです。「どれが一番いいか」だけで判断せず、項目ごとに確認すると自分に合う選択がしやすくなります。